リウマチ関係用語ミニ知識 は行~ま行

副腎皮質ホルモン

副腎は腎臓の上にのっている小さな臓器で、その表面に近い部分が副腎皮質。

ここでは、コレステロールを材料に50種ものステロイドホルモンがつくられます。

ステロイドホルモンは、体内のミネラルを一定に保つ働きをするミネラルコルチコイド(鉱質コルチコイド)と、血糖値を一定に保ったり、抗炎症作用に関係するグルココルチコイド(糖質コルチコイド)の2種に大別されます。

関節リウマチの治療に使われるステロイド系抗炎症剤として合成される副腎皮質ホルモンはグルココルチコイドです。

プロスタグランジン

痛み、腫れ、発熱などのもとになる物質。細胞が外から何らかの刺激を受けたとき、細胞の膜に含まれているアラキドン酸という物質からつくられます。

アラキドン酸からプロスタグランジンがつくられるまでの化学反応プロセスに関係する酵素のうちの1つ、シクロオキシゲナーゼの働きを抑え込み、プロスタグランジンがつくられないようにするのが非ステロイド系抗炎症剤の作用であります。

変形性関節炎

関節の疾患の中で一番多く見られ、関節リウマチと混同されることがあります。老化や外傷などが引き金となって、関節に変形が起こります。

免疫異常とは関係ない。患者数は全国で700万人以上と推計されているが、超高齢社会の到来に伴い、さらなる増加が見込まれています。

補体

ふだんは断片で血液中に散らばっている夕ンパク質です。病原体が侵入すると一つに合体して、病原体に取りついて穴を開けます。

あらゆるタンパク質成分を攻撃する働きももつが、正常な状態であれば、生体を組織する細胞には補体の攻撃を抑える物質があるので、無差別攻撃を受けることはないです。

リウマチ関係用語ミニ知識 ま行

マクロファージ

血液細胞である白血球の仲間で、骨髄でつくられる貪食細胞(どんしょくさいぼう)の一種。好中球よりも大型で す。

体内に侵入した病原体を食べ、その断片を細胞の表面に運んで、HLAの凹部にはめこみ、抗原として提示します。

その抗原をヘルパーT細胞が非自己と見なし、これを排除する免疫反応を活発化させます。

免疫

呼吸、飲食、傷などによって、体外から侵入した病原体などの異物を撃退する生体防御システム。

病原体が侵入すると、貪食細胞(どんしょくさいぱう)の好中球やマクロファージがこれを食べます。

マクロファージは食べた病原体の断片を細胞の表面に掲げて、異物佞入情報をリンパ球のヘルパーT細胞に知らせます。

ヘルパーT細胞はその断片が自己の体の成分ではなく、非自己の異物(抗原)と見なしたならば、リンパ球のB細胞にこの異物(抗原)に対応する抗体を量産させ、攻撃を発令します。

異物(抗原)は抗体につかまり、貪食細胞、リンパ球、補体から編成される免疫軍団の攻撃の標的となります。

一度戦った相手はメモリーされ、次回の侵人に際しては、すばやい撃退が行われます。

免疫グロブリン

Igと略記。抗体をつくるタンパク質で、M、G、D、A、Eの5種類があります。病原体に感染すると、まずM 型の抗体がつくられ、次にIgG型の抗体に切り替わります。血液中にもっとも多いのはIgG型。

IgA型抗体は唾液、鼻汁、消化管の粘液、尿、母乳などに 含まれます。

IgA型抗体は花粉や特定の植物に反応して、花粉症やアレルギー症状を引き起こします。

関節リウマチ患者の約 7割の人がもつリウマチ因子は自分の体の変性IgGを異物と見なしてしまう自己抗体で、IgM型とIgG型があります。

変性IgGと結びついて免疫複合体 になります。これが白血球や補体の攻撃の標的となり、免疫異常を引き起こします。

免疫調節剤

抗リウマチ剤

免疫複合体

免疫グロブリン

免疫抑制剤

抗リウマチ剤

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