妊娠しやすい体位

妊娠しやすい体位
妊娠しやすい体位ってある?

女性の子宮の形によって妊娠しやすい体位は異なります。 子宮が前に傾いている(前屈)か、後ろに傾いている(後屈)かによって、妊娠しやすい体位はちがいます。

自分がどちらかは産婦人科で調べることができるので、気になる人は調べてもらいましょう。

Pick up! 妊娠しやすい体位レビュー

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妊娠しやすい体位 1. 前屈子宮の人は正常位

もっとも一般的な妊娠しやすい体位。 前屈子宮の場合は、正常位で行うと妊娠の確率が上がると言われています。

妊娠しやすい体位 2. 後屈子宮の人は後背位

もっとも一般的な妊娠しやすい体位。いわゆるバックスタイル。 女性が四つんばいになって男性が後ろから挿入する方法です。 後屈子宮の人は、ペニスの挿入が深くなるので、こちらの体位がおすすめです。

妊娠しやすい体位 Q&A

Q. 時間はいつがいい? A. 男性不妊の場合は、朝がおすすめ

朝は男性ホルモンの分泌があがるので、精子の濃度があがり妊娠しやすくなるという説もあります。 また、朝勃ちとも呼ばれます。朝は男性が勃起しやすくなることもあるので、試してみましょう。

Q. 頻度はどれぐらいがいい? A. 排卵日を意識せずに定期的にしましょう

排卵日前後は、2~3日に一度、それ以外は好きなときに行うのが良いでしょう。 精子は数日間生きているので、毎日行う必要はありません。

排卵日以外にも長期間セックスをしないと、精子が古くなってくるので、できれば1週間に1度は、セックスやマスターベーションを行いましょう。

また、精神的な面からも排卵期以外のセックスがおすすめです。セックスを子づくりの手段にしないように気をつけてください。

Q. 妊娠しやすい回数は? A. 1日何回セックスしても妊娠する確率は変わりません

1日2回以上セックスをしても1度射精したら、精子がたまるのには2、3日ほどかかります。 妊娠したいからと言って無理にセックスを行う必要はありません。

もちろんお互いに行いたいのであれば問題ありませんが、あまり何度も行うと精液が薄くなるので要注意です。

Q. 行為後の妊娠しやすい体勢は? A. 前屈の人はあお向けに後屈の人はうつ伏せになります。

妊娠しやすい体位と妊娠しやすい体勢
妊娠しやすい体位と妊娠しやすい体勢

セックスのあとには、できるだけたくさんの精子が子宮にはいりやすくなるような体勢をとることがたいせつです。 女性には子宮が前屈している人と後屈している人がいるのですが、それによって体勢が違ってきます。

前屈の人は精子がたまりやすく、また子宮に上りやすくするために腰に枕などをあて、すこし高くした上であお向けになりましよう。

逆に後屈の人はうつ伏せになります。お腹に枕や座布団をあてます。 15分ほどじっとしているといいと思います。 前屈か後屈かは病院ですぐわかります。

また、セックス直後のシャワーや入浴は避けましょう。セックスの数時間後に、精液がたくさん出てきたからといって心配する必要はありません。

それは精子が上がっていった残りの精液であって、精子が全部出てきたということではないので大丈夫です。

Q. セックスの仕方で男女の産み分けはできる?A. 科学的根拠はなく、100%産みわけることはできません。

ただし、排卵と性交日の関係から、産みわけの確率を、少しだけあげることはできます。

一般的に、男の子が欲しい場合は、排卵日の当日にセックスを行い、排卵日を過ぎたら避妊。 女の子であれば、2~3日前にセックスをし、それ以降1週間は避妊をするとよいとされています。

Q. 排卵日以外でも妊娠する? A. 排卵日の3日前でも妊娠することもある。

射精された精子の生存期間は、3日程度と言われています。 まれに7日間くらい生きて受精することもあります。

つまり排卵日の3日前にセックスをしても子宮のなかで精子は生き続けて、妊娠することもあるのです。

Q. 中絶すると妊娠できなくなる?A. 1度の中絶で妊娠できなくなることはほとんどありません。

ただし何度も繰り返していると、子宮や卵管などの器官に炎症が起きて、妊娠しにくくなってしまうことがあります。

これは子宮卵管造影という検査で調べることができるので、不安な方は事前に確認しておきましょう。

妊娠しやすいセックスは?

妊娠しやすいセックスは?
妊娠しやすいセックスは?

気持ちが良くないセックスはお互いの知識不足です。どうするのが気持ちが良いのか、どうすると気持ちが良くないのか。

それを夫婦で話せる関係になるためには、まず自分の身体のどこが気持ち良いのか知っておく必要があります。

Pick up! 妊娠しやすい体位レビュー

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1. 前戯

前戯は緊張を解きほぐして、リラックスするための準備づくりのためです。女性は、時間をかけて女性器の周りが濡れないとベースがつくれません。

骨盤内の血流が増加し、性器が充血した状態を「濡れる」と言います。この状態でないと性交痛を起こしたり、セックスを嫌いになる原因にもなります。目安としては10分くらいです。

これは女性のためにする行為なので、男性に頑張ってもらえるように伝えましょう。

2. 挿入時

挿入時の体位によって妊娠のしやすさは変わりません。しっかりと前戯をして、挿入時はお互いに気持ちの良い体位で行えばOK。挿入時間は平均して5~10分だと言われています。

3. 射精時

男性は数秒の射精で絶頂をむかえます。男性の精巣に蓄えられていた精液が、女性の膣に流れていく時間はほんの数秒です。

質のいい精子はがんばって泳いで上まで行<ので、特に何か特別なことをする必要はありません。

4. セックス後

男性が一番苦手とする後戲。射精の後は縄張り意識が働いて、自分のテリトリーに他人がいると嫌悪感や虚無感を抱くこともあります。

一方、女性の場合はゆるやかにオーガズムの波が上がり、ゆるやかに下がります。それこそ背中をむけられることを嫌がります。

ですが、男性がセックス後に優しくないのは、性の違いだからしようがないと思って深く考えなくていいでしょう。

また、もし優しくしてくれる場合は、「私のために頑張ってくれているんだな」と思うと良いでしょう。

知っておきたいデリケートゾーンの洗い方

セックスのとき、つい臭いが気になるからといって、女性はボディ用石けんで洗いがち。 ですが市販の石けんは、アルカリ性のものが多く、デリケートゾーンは弱酸性の肌の中でも特に酸性寄りです。

そのためアルカリ性の石けんで洗うと環境が変わってきます。 弱酸性をうたった石けんでも実はアルカリ性のこともあるので注意。ソープは専用のものを使いましょう。

大陰唇と小陰唇の間に垢がたまるので優しくなでるように。デリケートゾーンはマッサージするように内から外にむかって優しく洗いましょう。

膣の中は自浄作用といって善玉菌が悪玉菌を退治してくれるので善玉菌まで洗い流すと自浄作用が落ちます。中まで洗うのはNGです。

出典元:

Reviewed by

  • Sachiko Mitarai, MD
    Sachiko Mitarai, MD

    女性の子宮の形によって妊娠しやすい体位は異なります。 子宮が前に傾いている(前屈)か、後ろに傾いている(後屈)かによって、妊娠しやすい体位はちがいます。 子宮前屈の場合は、子宮口が精液の溜まる部分に向いているので、正常位や側仰位(横向き)といった体位で行なうことによって子宮に精子が進入しやすくなります。 子宮後後屈の場合は、精液が溜まる場所と子宮口が離れているので、女性がうつ伏せ姿勢になる後背位や後側位(横向き)といった体位で行なうと精子がスムーズに入りやすくなります。 いずれもセックスが終わったとたんに動くのではなく、そのまま横になった状態で15分以上静かにじっとしていましょう。 セックスのあと、腰を上げてじっと動かないと妊娠しやすい、などといわれることがあります。たしかに、すぐ立ち上がると腔内に残った精液が流れ出ますが、そのとき、一部の精子は子宮の奥まで到達しています。一回に射精される精子は数僮個、卵子近くまで到達するのは約200個だけ。多少流れ出ても、実際は妊娠率に影響しません。 「深く挿入すれば、精子の泳ぐ距離が短くなって妊娠しやすいのでは?」と考える人がいますが、浅い挿入で射精しても、子宮がスポイトのように吸い上げたり、頸管粘液の働きで精子を送り込むので、妊娠可能。普通に腔内に射精すれば、体位や深さは影響しません。無理やり奥に押し込んだりせず、自然にセックスを楽しむほうが大切。