夏の妊活、妊娠しやすい体作り

夏の妊活
夏の妊活、妊娠しやすい体作り

夏はパン、パスタに生野菜、アイスクリームなど、女性が好きな食べ物は、体を冷やすものがほとんどです。

夏こそ体をあたためる食材を選び、内側からじっくりとあたためましょう。 食べ物は体を温める食品と体を冷やす食品があります。

体を冷やす食品は、暑い土地原産で夏が旬の食材が多いのが特徴です。 意識して食べ物は体を温める食品をふやし、逆に体を冷やす食品は調理の工夫でじょうずにとり入れてください。

Pick up! 夏の妊活のレビュー

夏にも関わらず風に素肌があたると寒く感じなかなか体調が優れない日々が続きました。 そんな時に残っていたマカを飲んでみたら体が暖かくなり、半袖を着て風にあったても大丈夫なようになったので驚きました。体が弱ってる時だったからか、効果が実感できたんだと思います ...

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夏の妊活、冷えをとる食べ物

体を冷やす食べ物を食べるときのポイントは、体を温める食べ物の調味料で味つけをすることです。そして加熱です。

例としてはきゅうりにはみそ、スイカには塩、豆乳はホットで黒砂糖、湯どうふなど これからの季節、小腹がすくと甘いアイスに手が伸びがちですが、せっかく食べるならおやつもなるべく体を温める食べ物に。

プルーンなどのドライフルーツやチョコレート、ココア、黒砂糖、はちみつなど、色の濃いもの食べ物は体をあたためます。腹もちがよくミネラルもとれるので健康的です。

またしょうがは体を温めるのにドリンクにも料理にも万能です。 しょうがには辛み成分であるジングロンやジングロールが含まれ、血管を拡張させて全身の血行がよくなります。

基礎代謝が上がり体温も上がるので、料理に加えたり、すりおろして紅茶に入れたり、日々の食事や飲み物にじょうずにとり入れてください。

体を冷やす食べ物

きゅうり、トマト、スイカ、バナナ、パイナップル、レモン、酢、牛乳、白砂糖、ウイスキー、ビール、緑茶など

体を温める食べ物

にんじん、いも、大豆、りんご、しょうが、肉、チーズ、卵、魚、黒砂糖、紅茶、日本酒、赤ワインなど

動物性タンパク質より植物性タンパク質をとる

動物性タンパク質(肉、魚、卵など)を植物性タンパク質(豆、ナッツ、種子など)にかえるは、不妊症リスクの低下につながるという研究結果があります。研究では、肉からのタンパク質摂取量の増加が、排卵不全発症の可能性が32%高いことに結びついていると報告されています。

一方、より多くの植物性タンパク質を食べると、不妊症を予防することができます。研究によると、総カロリーの5%が動物性タンパク質の代わりに植物性タンパク質を摂取した場合、排卵不全のリスクは50%以上減少したと報告されています。

食事中の動物性タンパク質(肉、魚、卵など)の一部をを植物性タンパク質(豆、ナッツ、種子など)に変えてみてください。動物由来ではなく、植物由来のタンパク質を多く食べることで、女性の妊娠可能性が向上する可能性があります。

乳製品を食べるときは低脂肪乳製品を選ばない

低脂肪乳製品の高摂取は不妊のリスクを増加させる一方、高脂肪乳製品はそれを減少させる可能性があります。 研究では、1日に1回以上、または1週間に1回未満の高脂肪乳を食べることの影響が検討されました。

1日に1回以上高脂肪乳を摂取した女性では、不妊症の可能性が27%低くなったことが判明しました。 低脂肪乳製品を高脂肪乳製品に換えることは、妊娠する可能性を高めるのに役立ちます。

夏の妊活、冷え取り対策、外出先やオフィスのエアコン対策

エアコン対策
夏の妊活、冷え取り対策、外出先やオフィスのエアコン対策

暑い時期に困るのは、エアコンの効いた外出先やオフィスですよね。 妊活中は、暑い時期も腹巻や肌着を着込んでの冷え対策が基本です。 エアコンの効いた外出先やオフィスは自分自身で冷え対策をしないといけません。

夏の妊活、冷え取り対策

羽織るものなど、さりげなく持てるものを使いましょう。 温めるのは首、手首、足首など。「首」と名のつく部位は動脈が体表近くを走っているため、エアコンの冷気が当たるとつらいですが、あたためると血流が改善し全身がポカポ力になります。効率よくあたためてください。

足首の冷えとりに効果的な5本指ソックスです。絹と綿素材なら暑い時期でも快適なはき心地になります。 すでに腹巻を愛用されているかたは多いと思いますが、おなかをあたためると、全身の血行がよくなり手足の冷えも改善します。 夏は、薄手の布地やシルクの素材がおすすめです。

また体をあたためる最も効果的な方法は、筋肉を動かすことです。筋肉には熱を生む働きがあるので、日ごろから筋肉を使った動きや運動をとり入れるのが冷え性改善の近道です。 自宅でも職場でも、いつでもどこでも簡単にできるエクササイズを紹介します。

3日に1回でいいので冷えを感じたら試してみてください。 体の筋肉の約7割は下半身についています。ウォーキングやスクワット、ストレッチなど、運動は下半身をメインに行なうと、基礎代謝がアップし冷えの改善につながります。

壁腕立て伏せ

上半身の運動ももちろん大切です。両腕を肩幅よりも少し広げて壁に手をつき、ひじを伸ばして背筋をまっすぐにします。わきを締め、ひじを曲げて壁を胸に近づけていき、また元の姿勢に戻ります。

スクワット

肩幅よりやや広めに脚を開いて立ち、両手は頭の後ろへ、息を吸い込みながらしゃがみ、息を吐きながら立ち上がります。

出典元:

Reviewed by

  • Sachiko Mitarai, MD
    Sachiko Mitarai, MD

    葉酸や亜鉛のような抗酸化物質は、男性と女性の両方の受精能を改善する可能性があります。 これまで活性酸素は精子や卵子の細胞に損傷をあたえることがわかっています。 男性不妊の研究では、1日当たり75グラムの抗酸化物質が豊富なクルミを食べると精子の質が改善されることが判明しています。 また体外受精を受けた60組のカップルを追跡した別の研究では、抗酸化サプリメントを服用すれば、受胎率が23%向上したという研究結果があります。 果物、野菜、ナッツ、穀類などの食品は、ビタミンCやE、葉酸、ベータカロチン、ルテインなどの抗酸化物質が含まれています。 抗酸化サプリメントを服用したり、抗酸化物質が豊富な食品を食べることで、特に不妊症男性の出生率が向上する可能性があります。